旧優生保護法は憲法違反と最高裁判決 | 東京都葛飾区の女性専門不妊鍼灸院 青龍堂

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旧優生保護法は憲法違反と最高裁判決

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東京都葛飾区の不妊鍼灸院 青龍堂です。

 

旧優生保護法が違憲であると最高裁で判決がおりました。

岸田首相も現職総理大臣とし謝罪をしました。歴史的にも大きな判決であったと思います。

皆さんは1996年に廃止された「らい予防法」をご存知でしょうか?

らい病(ハンセン病)は病気の進行とともに手足や顔が変形してしまうことや治療薬がなかったことで

忌み嫌われ謂れのない差別を受けていた時代がありました。

罹患すると住み慣れた集落から追い出され、後に各地を放浪する患者を強制的に隔離施設に収容したのです。

私はこの病気を中学生の時に観た映画「砂の器」で初めて知りました。

遺伝病と思われていたらい病患者は隔離施設の中で結婚する際に強制的に不妊手術を受けさせられたのです。

その上、患者は一生隔離施設から出ることが出来ませんでした。

ハンセン病は遺伝病でも不治の病でもなかったのに、そのことが判った後も法律は長い間改定されませんでした。

法律は人が作り出したもの・・・どんな人の根底にも優劣を決めてしまう見えない尺度が存在するのでしょう。

松本清張さんの「砂の器」は数回リメイクされていますが、1974年公開のものが最も素晴らしいと思います。

興味がありましたらこの機会に是非とも視聴なさってみてください。