東京都葛飾区の不妊鍼灸院 青龍堂です。
今日は七十九回目の終戦記念日です。
「戦争は絶対にしてはいけない」と教えられ続けて私たちは育ちました。
それでも世界中で戦争は起きています。
アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国・パキスタン・インド・北朝鮮・イスラエルの九か国が現在
核兵器を保有しています。この世界から戦争が無くなることはないのでしょうか…。
私の父と夫の父は特攻隊の少年志願兵で、父(当時12才)義父(当時13才)は土浦航空隊で同期でした。
父は出撃しましたが特攻できずアメリカ軍の捕虜になり、義父は特攻まじかに終戦を迎えたそうです。
父は肉やチーズや牛乳を食べさせてもらい「こんな物を食べているアメリカ人に勝てるわけがない」と感じたそうです。
子供らしい感想ですよね。「馬鹿げた…本当に無謀な戦争だった」とよく言っていました。
義父は死んでいった仲間たちのことを偲んで、亡くなる前年まで毎年欠かさずに靖国神社に参拝していました。
夫は義父の軍歌を聞いて育ったそうです。
少年だった父や義父の心に残された戦争の傷跡は、似て非なるものであったように思います。
人の命を奪っては絶対にいけないのに、多くの人を殺す戦争がなぜ今現在も行われているのでしょうか。
唯一の被爆国である日本が将来、戦争の当事者にならないことを祈るばかりです。