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検査を受ける前に

病院で検査を受ける前に基礎体温表をつけましょう

毎日基礎体温を測り続けると色々なことが分かります。
月経周期に伴う、体調の変化、排卵日やホルモンの分泌状況、
妊娠を妨げるトラブルの可能性などなど、受診する上で貴重なデータとなります。

また市販の排卵日検査薬を使ったり、頸管粘液(おりもの)の粘稠性(のびぐあい)から排卵日を予測しセックスを行うタイミング法の目安とすることも妊娠率を上げるコツとなります。
卵子と精子では受精可能期間に差があり、卵子は排卵後12~24時間。精子は射精後3~7日と言われています。排卵の時にすでに精子が卵管にたどり着き卵子を待ち受けている事が最も効率が良いので、排卵日を含めて前5日間くらいが妊娠率が高まる日となります。
精巣では精子は次々に作られているので、精子が待桟状態にならない様、あえて禁欲期間をとる必要はありません。

ご夫婦共に日頃から、健康的な生活(栄養・睡眠・運動)を心掛け、禁煙は守りましょう。

基礎体温表は、貴重なデータになります!!

基礎体温と身体の変化

女性の身体は、ホルモンの働きにより、卵胞が成長したり、子宮内膜が厚くなったり、基礎体温が変化したりします。

基礎体温の変化

女性の基礎体温は、排卵後から次の月経までの間、卵巣から分泌される黄体ホルモンの働きで、0.2~0.4℃上昇し、高温相になります。

基礎体温の変化

卵胞の成長

基礎体温が低温相のときに、卵胞が成長して主席卵胞へと成熟していきます。高温相のときに、排卵後の卵胞は黄体となります。

卵胞の成長

卵巣から分泌されるホルモンの変化

低温相のときは卵胞の成長とともに、卵胞ホルモンが多く分泌され、子宮内膜を成熟させます。高温相のときは黄体ホルモンが多く分泌され、子宮内膜を整えていきます。

卵巣から分泌されるホルモンの変化

子宮内膜の厚さの変化

月経ではがれ落ちた子宮内膜は、排卵に向けて厚くなり、10mm程度まで増殖します(増殖期)。高温相になると、黄体ホルモンの影響も受けて、着床しやすいよう、さらに成熟します(分泌期)。

子宮内膜の厚さの変化