移植前に受けたい3つの検査

着床率は年齢や個体差があるものの平均で30%くらいといわれています。
大事なチャンスである胚移植の成功率をあげるため3つの検査があります。

★ERA(子宮内膜着床能検査)

着床に適した期間(着床の窓)を調べる検査です。胚移植での妊娠率が25%向上します。

良質な胚を移植したにも関わらず着床に至らない方は調べてみましょう。

移植周期と同じ条件のもと子宮内膜を採取し検査します。3週間ほどで結果がわかります。

★EMMA(子宮内マイクロバイオーム検査)

子宮内膜の細菌の種類と量を調べる検査です。子宮内の乳酸菌割合を上げると着床・妊娠率が上昇します。
乳酸菌が優位でない場合は移植前に治療を行うことができます。

★ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査)

慢性子宮内膜炎を起こす細菌を調べる検査です。不妊症患者の30%が慢性子宮内膜炎に罹患しています。
ALICE検査では従来の方法で特定できなかった病原菌を検出できるようになりました。

着床しないまたは早期流産を経験された方は調べてみましょう。
病原菌に対して抗生物質やプロバイオティクスで治療を行うことができます。

上記の3つの検査は1回の検査で同時に調べることができます。

上記の3つの検査は1回の検査で同時に調べることができます。

上記の3つの検査は1回の検査で同時に調べることができます。

移植を控えている方やなかなか着床しない、流産を繰り返してしまうなど不安がある方は是非検査を受けて頂くことをお勧めいたします。