東洋医学でみる「健康な生理」経血量と色
経血の量について西洋医学ではよく平均50㎖といったように量で表現しますが、個人差が
あるので、東洋医学では経験的な目安で考えます。
昼間は、多い日にロングナプキンを使って2時間以上もつなら問題はありません。
夜は、夜用ナプキンで一晩もれずに眠れるのなら心配ないでしょう。
昼間2時間もたなかったり、夜間何度もナプキンを換えなくてははならないなどの場合、
量が多すぎるので寒邪や瘀血の可能性が考えられます。
また正常なら色は鮮やかな赤で、糸を引いたり粘りや塊がないことが大切です。
色が薄いのは血虚や気虚が、くすんで粘りや塊があるのは寒邪や瘀血が疑われます。
但し、経血の量は更年期が近づいてくると一般的に少なくなってきます。