不妊症と運動不足の関係

昨日は不妊治療にあたり「ストレス対策」「冷え対策」「老化対策」についてお話ししました。
今日は「運動不足対策」について書いてみたいと思います。

運動は食事と同様に内側から温めて「気」「血」のめぐりを良くし子宮や卵巣を温める最も効果的な養生法のひとつです。
運動で熱を生み出す筋肉の量が増えれば、冷えや瘀血の改善にもつながります。
何もしなくても消費される心臓や肺を動かすエネルギーを基礎代謝といいます。
運動により筋肉が増えると基礎代謝がアップし太りにくい体が作られます。
しかし、個人の体質によって適した運動は違います。
例えば胃腸が弱い人には汗をかき大量の水を飲むホットヨガなどはかえって体力を消耗してしまいますので適しません。
脂肪を燃やし心肺機能を高め基礎代謝を上げる「ウォーキング」は「気」「血」のめぐりを良くし子宮や卵巣の血流を増やすので特にお勧めです。
脂肪が燃える条件は「20分以上、軽く汗をかくが苦しくて息があがるまではいかない」という約束事です。
★やせ形で疲れやすいタイプはウォーキング20分orヨガを週に2~3回
★がっちり型で減量が必要なタイプはウォーキング1時間orヨガ週に3回以上
が目安です。

無理をせず日常の生活に運動と取り入れる習慣を身につけましょう!