京都葛飾区の不妊鍼灸院　青龍堂です。

夏休みを終え、本日から仕事に戻りました。
皆さんはどんなお盆休みをお過ごしでしょうか？
明日の日曜日までお休みで、月曜日からお仕事の方も多いかと思います。
残暑の中にも風に少しずつ秋の気配が感じられるようになりましたね。(*^。^*)
疲れが出やすい時期でもありますので皆さん体調管理にはお気を付け下さい。

さて、今日は鍼灸と不妊治療について個人的な意見も交えながらお話します。
鍼灸治療は専用の鍼やお灸を使い、体の外側からツボを刺激し体を流れるエネルギーや血液などの流れをスムーズにして不調を解消するという方法です。

ただし、不妊治療を目的に鍼灸治療を受けるのであれば、不妊症や婦人科疾患を専門にしている鍼灸院を選ぶことが大切になってきます。
生理周期と基礎体温表を見て、個人の体質を見極めなくては不妊鍼灸治療の効果を上げることが難しいからです。
鍼灸は生理周期やその日の体調に合わせて治療が変わります。
鍼を打つツボ、お灸をすえるツボの場所が変われば治療の目的も変わってくるのは
当然です。
生理期間、卵胞期、排卵期、高温期と基礎体温を見ながら生理周期を４つのブロックに分けて治療を変えていきます。
特に、冷えが強かったり、むくみがあったり、頭痛や不眠を訴えていたり、気分が落ち込んでいたりなど、その日の体調を診てプラスアルファの治療を加え、臨機応変に柔軟な治療をする鍼灸師が不妊治療には適した鍼灸師だと私は思います。

また、特に大事なポイントは鍼灸師との相性です。
医師が体にメスを入れる手術には必ず麻酔が施され、体は弛緩しています。
看護師が採血する際は腕の限られた部位なのと、採血に要する時間も短いものなのでベテランの看護師さんでしたらあっという間に終わります。
鍼灸治療の場合は頭の先から足の先までツボがありますから、患者様はベットに横になり全身を委ねなければなりません。
緊張して筋肉が硬くなっていると適切な鍼治療の妨げになります。
患者様がリラックスした状態で鍼灸治療を受けて頂くこと、欲を云えば治療の気持ちよさでウトウトして頂けるようだと治療効果も高くなります。
患者様と鍼灸師の信頼関係が治療をより効果の高いものにしてくれます。
鍼灸は痛みを我慢してまで受けるような治療では決してありません。
よりご自分に合った治療をして貰える鍼灸師と出逢い、鍼灸を不妊治療に役立てて頂きたいと心から思います。