東洋医学でみる「健康な生理」生理痛について

東洋医学的には、生理のときは「痛みがない」のが本来のあり方です。

下腹部のあたりが重い・怠いという程度なら良いのですが、強い痛みがある場合、それは何らかの

異常のサインだと考えましょう。

例えば、生理が始まって出血が多いときにきつい痛みがあれば、瘀血が疑われます。

冷えると痛みが極端にひどくなる場合には、寒邪の可能性が考えられます。

また生理前の浮腫みやイライラなど、いわゆる月経前症候群といわれる症状も本来はないのが

正常です。

西洋医学的には黄体ホルモンの影響といわれますが、東洋医学では黄体ホルモンと卵胞ホルモンの

バランスがとれていれば、それらの症状は出ないものと考えます。