
鍼灸 青龍堂の由来
古代より中国には、陰陽論、五行説という考え方があります。
森羅万象すべてのものが陰と陽に分けられ、自然も生き物も目に見えない空間や感覚も五行である木・火・土・金・水に分類されます。
東西南北の方角は東(木)は春であり、青や緑。南(火)は夏であり赤や朱。中央(土)は土用であり黄や茶。西(金)は秋であり白。北(水)は冬であり黒で現わされます。
東西南北にはそれぞれの方角を守る四神(五獣)が存在し東の青龍(せいりゅう)、南の朱雀(すざく)、西の白虎(びゃっこ)、北の玄武(げんぶ)、中央には黄龍または麒麟を据えるとも言われます。

東の方角は、季節でいえば春にあたり「物事の始まり」「出発」「生命の誕生」「大事なものを守る本能」に例えられ、その場所を守るのが強く清らかな青い龍なのです。東洋医学の立場から不妊専門の治療院を立ち上げるにあたり、迷わず青龍の名前を選ばせていただきました。
東京は東の都であり、葛飾は東京の中で東に位置します。
パワースポットや神社仏閣や古木や石に、不思議な気が宿るように青龍堂と名付けた治療院が清らかな気で満たされ、訪れる女性たちに力を授けてくださることを強く願っております。
ご挨拶
鍼灸 青龍堂 院長
鍼灸 青龍堂の院長を務めます、関口眞美と申します。
30~40年前は現在のように不妊症専門の医療機関は大学病院が主で都内でも専門のクリニックは数えるほどしかありませんでした。
もちろん不妊を専門にしている鍼灸院はほとんど無かったと思います。
「不妊は女性の問題であり、子供を産めないのは恥ずかしい事」などという愚かな思い込みと「差別」や「偏見」が女性を苦しめていました。「産む」「産まない」「産みたい」「産めない」のカテゴリー分類に女性の個々の事情や感情は投影されず、世間一般の負け組的な烙印を押されても、女性は皆さん耐えていらした時代かと思います。
「少子化問題への警鐘による行政の変革と助成金や保険適応」「女性の社会的立場の変化」「核家族化」「晩婚化」等を背景にインターネットの普及も後押しし「不妊」というキーワードはメディアや雑誌でも数多く取り上げられ、今やその情報量は巨大に膨れ上がっています。
私は女性自身が自分の身体や人生選択に声を上げられる場所や情報を得られるネットワークが確立したことはよかったと考えています。
とはいえ、現在の不妊治療は、女性にとって肉体的にも精神的にもそして経済的にもとても辛く厳しいものです。
東洋医学は本当に女性の心身を癒してくれるものなのです。
現在進行形で不妊治療を頑張っている方、中断されご自身のメンテナンスを考えていらっしゃる方、様々な立場の女性が前向きに元気に生きていかれる為のささやかなお手伝いが出来たらと願い、自身が生まれたここ葛飾で不妊専門の鍼灸院を営んでいます。
他にはない「不妊鍼灸 青龍堂」ならではの施術をぜひ一度、ご体験いただきたいと願っております。

院長 関口 眞美
株式会社 青龍 代表取締役
皆さま、はじめまして。
弊社の代表を務めます関口尚志と申します。
患者様のご送迎を担当させていただいております。
私事で恐縮ですが、私は過去に大きな事故に遭い生死の境を彷徨いました。高度経済成長期に生まれ、バブル時代を謳歌し、会社を興し、仕事も順調な最中、2002年10月16日北朝鮮から拉致被害者の方々が帰国されたことを伝える号外を駅で受け取ったその日に交通事故によって今までの人生の糸がぷっつり切れてしまったのです。その日を境に積み重ねてきたビジネスによる人間関係、会社と仕事、家を失っただけでなく私自身の記憶や能力、自信をも失ってしまいました。
私に残ったものは、私がどんな姿になっても変わらず励ましてくれる友達と支えてくれる家族と長い入院生活と手術、そしてリハビリの日々でした。医学の進歩の恩恵を受け、心身ともに回復することができた今、残りの人生は社会や人の役に立てる生き方をしたいと2014年4月に会社を立ち上げました。私自身10年間両親の介護を経験する中、世の中はますます少子高齢化が進む時代となりました。己の体験を生かしながら、たとえ微力でも社会に人に貢献できる企業に育てて参りたいと思っています。

代表 関口 尚志