不妊治療コラム⑩ 不妊治療と生理の関係 | 東京都葛飾区の女性専門不妊鍼灸院・更年期障害 青龍堂

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不妊治療コラム

 

東京都葛飾区の不妊鍼灸院 青龍堂です。

 

昨晩はとても涼しい夜でした。

朝方は寒いほどで窓を閉め、綿毛布にくるまってしまいました。

少しずつ日も短くなり・・・蝉さんも一生懸命に鳴いています。(^^)

 

以前、お話したように生理と基礎体温は女性の健康を知るためのバロメーターのようなものです。

今日は生理についてお話します。

 

<不妊治療と生理の関係>

妊娠力を東洋医学的にとらえるとポイントは「腎」です。

腎=腎臓の働きという風に受け止めがちですが、東洋医学でいう「腎」とは

女性の場合、卵巣機能やホルモンバランスをつかさどっているしくみと考えます。

腎の働きが弱ったり、何らかの問題が起こると卵巣機能やホルモンバランスが乱れ、体のバランスまで崩れてしまいます。

身体の各部分に栄養と潤いを与える「血」体をめぐるエネルギーの一種である

「気」が足りなくなったり、流れが滞ったりすると妊娠力に大きな影響が出てくるのです。

 

生理も定期的に来ていれば「いつでも妊娠できる!」と思いがちですが、月経周期や経血の状態、生理に付随するトラブルを東洋医学的にとらえてみると「腎」の働きを整えることに行きつきます。

「腎」の働きと仕組みを念頭において「正しい生理」を考えてみましょう。

 

★生理周期と日数

周期は2835日くらい、生理持続日数は3~7日が正常範囲の目安です。

生理周期が21日以下の場合は卵子の成長が充分でなく、40日以上の場合は卵子の成長が止まっていたり、排卵がスムーズに行われていない可能性があります。

また、生理日数が3日以下もしくは1週間以上続く場合は「血」が不足した状態である「血虚」、「血」のめぐりが悪い状態である「瘀血」が考えられます。

 

★経血について

経血量は初日と4日目以降は量が少なく、2~3日目は多いのが普通です。

経血は受精卵のベットとなる子宮内膜が剥がれ落ちたもので、経血量の多さと内膜の厚さには関連がある為、経血量が少なすぎる時は子宮内膜が薄く、着床しにくい傾向があります。

同様に無排卵月経も内膜が厚くならないため、少ない経血がダラダラ続きます。

尚、経血量が1日目もしくは最後の日だけ極端に多いような時は東洋医学的にみると経血の排泄がスムーズに行われていない状態で、「瘀血」により内膜が硬くなり着床し難いと考えられます。

また、以前と比べて夜間にナプキンを何枚も重ねる必要があるほど経血量が増えた時は「子宮筋腫」「子宮内膜症」などの疾患が考えられます。

経血の色は普通の血液よりも、やや濃い色が一般的です。

色だけで判断する事はできませんが、普段より黒っぽくなった時は、冷えなどが原因で起こる「瘀血」になっている可能性があります。

反対に経血の色が普段よりも赤く鮮やかな時はイライラやストレスによって体に熱がこもった状態と考えられます。

正常な経血はかすかに粘り気があるものの塊りは無いことがほとんどです。

レバー状の大きな塊りや小さな粒々が混じる時は「瘀血」「気滞」の状態が考えられますので、経血量とともに経血の状態も把握しておきましょう。

尚、塊り同様に粘度が高い経血も体に必要な「水分」が足りない状態です。

いずれの場合も「腎」の働きが弱り、ホルモンバランスが乱れているサインです。

この様に生理をみるだけで、かなりいろいろな事がわかります。

普段から体のサインを見逃さない事を心がけ、不妊治療に役立てて下さい。